2007年03月18日

会話型将棋プルーフゲーム 第3問

「昨日将棋センター行ったら、隣の奴らがおかしな将棋指しててさ」
「へえ、どんな将棋だったの?」
「鬼殺し対ゴキゲン中飛車で、▲7六歩 △5四歩 ▲7七桂 △5二飛 ▲6五桂っていう出だしなんだ」
「それは珍しいね」
「しかも驚いたことに、ここから6手で先手が勝つんだよ。11手目の飛車打ちで詰み。このメモが投了図だよ」
「あっ!これと同じ投了図を、先週将棋センターで見たよ!同じく11手目の飛車打ちで詰みだった!」
「それはやっぱり中飛車かい?」
「いや三間飛車だった」
「鬼殺しは、振り飛車破りの決定版なのかな…」
さて、それぞれどんな手順だったのだろうか?


<解答>
白い字で書いてあります。
反転させて見てください。

1.中飛車
▲7六歩 △5四歩 ▲7七桂 △5二飛 ▲6五桂 △6二玉
▲3三角不成 △5一飛 ▲同角不成 △5二玉 ▲5三飛 まで

2.三間飛車
▲7六歩 △3二飛 ▲3三角不成 △5二玉 ▲5一角不成 △3五飛
▲7七桂 △6五飛 ▲同桂 △5四歩 ▲5三飛 まで



<解説>
2の手順は鬼殺しではありません。
でも、
1については「鬼殺し対ゴキゲン中飛車」と言っていますが、
2については「鬼殺し対三間飛車」とは、決して言っていません。
「鬼殺しは、振り飛車破りの決定版なのかな…」
という発言をしている人は、中飛車の棋譜しか知らない人です。
三間飛車としか聞いていないのに、鬼殺し対三間飛車だと勝手に思い込んでいるだけなのです。
だから、条件に反してはいません。

こういった文章上のトリックが使えるのが、会話形式の面白さだと思います。
パズラーには嫌われそうですが、ミステリファンには受けるかもしれません。
posted by かずひで at 00:36| Comment(1) | TrackBack(0) | 将棋プルーフゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これは推理将棋ではないですか?
Posted by CY at 2009年08月30日 23:50
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