「へえ、どんな将棋だったの?」
「序盤がちょっと変わってて、▲7六歩 △3四歩 ▲6八玉っていう出だしなんだ」
「▲6八玉は、振り飛車党に対する挑発の手だね。その後は?」
「中盤は見てないんだけど、終盤はよく覚えてるよ。10手目の△4五桂の王手に対して、玉を引いたのが悪手で、12手目の角成りで詰んじゃったんだ。その局面、持駒はなかったなあ」
「他に覚えていることはないのかい?」
「中盤で、不成(ならず)の手があったはずだよ。感想戦で、そんな話をしてたから」
さて、どんな手順だったのだろうか?
<解答>
白い字で書いてあります。
反転させて見てください。
▲7六歩 △3四歩 ▲6八玉 △1二香
▲3三角不成△同桂 ▲7七玉 △1一角打
▲6八銀 △4五桂 ▲7八玉 △8八角成 まで
冷静に 避けます漁業 ばいコウボウ